
Google は、I/O 開発者会議で披露された派手な新しい仮想現実およびウェアラブル技術により、今週の技術界で注目を集めていますが、Microsoft も、注目すべき野心的な実験的エンターテイメント システム、Project IllumiRoom を発表しています。
数年前から開発が進められているこのシステムは、ビデオプロジェクターやMicrosoft Kinectなど、手頃な価格で入手しやすい電子部品のみで構築されています。Kinectを使ってリビングルームをスキャンし、テレビと家具の位置を特定します。そして、プロジェクターを使って、テレビで再生されている映像を部屋全体に投影します。Microsoftが想定するこのシステムでユーザーが体験するであろう魅力的な演出の一つは、テレビからリビングルームの床に転がり落ちる仮想の手榴弾に怯えることなどです。

マイクロソフトはこれまで、IllumiRoom を映画や没入感の高い一人称視点のシューティングゲームで再生する印象的なデモを複数披露してきましたが、6月号のCommunications of the Association for Computer Machinery (ACM) に掲載されたこのシステムに関する新しい論文に合わせて公開された最新のビデオデモでは、さらに印象的な進歩が示されています。IllumiRoom は、仮想オブジェクトを目の前の地面に落下させるだけでなく、部屋全体の外観を視覚的に歪ませ、まるでビデオゲームの銃撃の威力で世界が波打っているかのように見せることができます。
このプロジェクトは今のところ研究者の手に委ねられていますが、これが次世代Xboxに搭載される可能性は容易に想像できます。そして、今年後半に発売予定のMicrosoft HoloLensヘッドセットと合わせれば、ホームエンターテインメントの未来はこれまで以上に明るく、中毒性も増すでしょう。