

NASAはもはや低軌道への往復移動用の再使用型宇宙船を保有していないかもしれないが、アメリカ空軍はそこにほぼ恒久的な拠点を築いている。2011年3月5日の打ち上げ以来、軌道上にいるアメリカ空軍の無人再使用型宇宙船X-37Bのことを忘れている人もいるかもしれないが、今もなお周回飛行を続けている。今日は、X-37Bが軌道上で2年目を迎えた初日であり、空軍が事実上何も明かさないこの謎のプログラムにとって、画期的な出来事となる。
今回の飛行は、X-37Bプログラムにとって2回目の軌道投入であり、この宇宙船(単に軌道試験機、OTVと呼ばれることもある)にとっては初の軌道投入となる。別のX-37Bは2010年に244日間のミッションを完了している。空軍は、この別のX-37Bを今秋に軌道に再投入する予定だが、現在軌道上にあるOTVがいつ地球に帰還するかについては明らかにしていない。
現在のルートと進行中のミッションは厳重に秘密にされており、空軍はX-37Bが技術試験中であるとのみ述べている。しかし、アマチュア天文愛好家や衛星観測者によると、OTVは情報収集衛星によく見られる軌道を地球の周りを周回しているという。このプログラムの目標の一つは、再利用可能なスペースプレーンを迅速かつ定期的に旋回させ、複数のミッションを次々と軌道に乗せるための方法を確立することにあると推測される。しかし、そのペイロードベイ(その内容はプログラム関係者以外では不明)には、宇宙ベースのツールをいくつでも搭載できる能力がある。
X-37Bはただ気象観測をしているだけなのかもしれないが、おそらくそうではないだろう。勇敢なるX-37Bよ、そこで何をしているにせよ、軌道上での最初の1年を祝福する。
ディスカバリーニュース