
ロケット打ち上げは1回だけでも楽しいが、5回となるとパーティーだ。バージニア州にあるNASAのワロップス飛行施設では、まさにパーティーの真っ最中だ。今月、NASAはワロップスから約5分以内に5機の観測ロケットを打ち上げ、高度約60マイル(約96キロメートル)の高高度ジェット気流の風を観測するミッションを実施する。
高高度ジェット気流は、地上の気象を左右するジェット気流よりもかなり高度が高いものの、電離層の気象を左右します。電離層の荷電粒子と電流は、宇宙船や衛星の通信に干渉する可能性があり、ジェット気流がもたらす乱気流によってこの問題はさらに悪化します。そのため、NASAは、大気科学と宇宙飛行および衛星設計の両面において、この仕組みをより深く理解することに強い関心を持っています。
そこで今月下旬、5機の観測ロケットが立て続けに打ち上げられます(ロケットマニアの皆さん、テリア改良型マレミュートロケット2機、テリア改良型オリオンロケット2機、テリアオリオールロケット1機です。詳細は下記リンクをご覧ください)。これらのロケットは乳白色のトレーサー化学物質を高高度ジェット気流に投入し、放出します。これにより、科学者をはじめとする地上の人々は、宇宙の端で通常時速200~300マイル(約320~480キロメートル)の突風を「見る」ことができるようになります。